とりあえず今月末で目標は達成出来るよ。恋人にそう言うと、目をきらきらさせて部屋探ししないとね!と言う。とても楽しそうだ。一人暮らしって初めてだからさ、どういう所を選んだらいいか分からないと言うと、一層目の輝きが増す。

女ってこういうの好きなのかなあと考えてしまうくらい。

一人暮らしの初期費用はなるべく抑えたいから礼金なしで、でも退去する時のこと考えて敷金はあった方がいいし、私が歩いていける距離で通勤しやすいところで駐車場はタダがいいよね、とまあまくし立てられた。

わがままな希望を最大限に叶えられる一人暮らし用の物件が、あるのかどうかは分からないけれど、彼女の夢はまだまだあった。

バス・トイレは別、これは譲れないし出来ればウォシュレットで追い炊き機能付きがよくて、洗面台もあればなおよし。収納があってガスコンロが使えるところで、洗濯機が室内に置けて、なるべく広い所がいいらしい。

それで角なら最高!とのことだ。一人暮らしの部屋探しでそんな贅沢な希望が叶うわけないと思うが、とりあえずはネット環境がないから一冊賃貸情報誌を早速買って読んでみることに。

冬鬱が到来だからゴメン

毎年1〜3月、寒さに弱い私は「冬鬱」と称し、人との交流を絶つ傾向にある。

同じく雪が降り積もる12月は、やれ忘年会だ仕事納めだと活発に飲み歩くのに、年が明け正月休みが終わった途端、廃人になってしまうのである。

飲み仲間は当然、そんな私の奇行を知っているので、新年の挨拶LINEすら送ってこない。一番早かった友達でさえ、送ってきたのは11日だった。

第一声は「あけましておめでとう」ではない。「生きてるの?大丈夫?」。私だって働いてるんだ、生きているに決まっとる。

来週末、飲みに行こうという誘いだったが、全然乗り気じゃない私は、当日気が向いたらとの、濁す返答。

そして当日、天気も悪いし、まったく気持ちが乗らないのだが、あまりのしつこさに押し切られ、職場から地上に出なくてもいい居酒屋を設定し、軽く付き合うことに決定。

が、二軒目にカラオケ3時間、〆にラーメンとライス。しっかりとススキノの夜を楽しんだのであった。

さー今日は憧れの地、マニラへ到達!そして、見よ!これがフィリピンカジノの有名ホテル。壮観、絶景だね。

「いや、日本だけどここ。つーか、妹ん部屋で何を...?」もう、雰囲気壊さず黙って鑑賞する、予行練習さ!「予行練習?」

そりゃ、フィリピンカジノへ宿泊するからには、必須でしょ。「何故?ホテルだろ。必要性どこに?」

そりゃ向こうでVIPが突然現れ、腰抜かし、一言も喋れなきゃ恥やろ?不測な事態を回避、予防するにはリアクションを想定し、備えておく。これが大切、多分。

「マジ?超面倒臭っ...じゃー姉さん、自分の部屋ですれば?どーしてここなわけさ」う、まー一人ぼっちは切なさMAX。

「はぁ、フィリピンカジノに行くからと、調子乗りすぎ。もうちょい自重必要」ムカッ、多分一生に一度よ、浮かれようが普通。

フィリピンカジノ等、滅多に行けねーから、存分に楽しむつもり。さっ、どんどんやっぞ。