冬鬱が到来だからゴメン

毎年1〜3月、寒さに弱い私は「冬鬱」と称し、人との交流を絶つ傾向にある。

同じく雪が降り積もる12月は、やれ忘年会だ仕事納めだと活発に飲み歩くのに、年が明け正月休みが終わった途端、廃人になってしまうのである。

飲み仲間は当然、そんな私の奇行を知っているので、新年の挨拶LINEすら送ってこない。一番早かった友達でさえ、送ってきたのは11日だった。

第一声は「あけましておめでとう」ではない。「生きてるの?大丈夫?」。私だって働いてるんだ、生きているに決まっとる。

来週末、飲みに行こうという誘いだったが、全然乗り気じゃない私は、当日気が向いたらとの、濁す返答。

そして当日、天気も悪いし、まったく気持ちが乗らないのだが、あまりのしつこさに押し切られ、職場から地上に出なくてもいい居酒屋を設定し、軽く付き合うことに決定。

が、二軒目にカラオケ3時間、〆にラーメンとライス。しっかりとススキノの夜を楽しんだのであった。